こんにちはhamuさんです☆
前回の続きを書きます。
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選ばれた転生待ちの戦員達は、残された時間を学校の様な?病院の様な?施設で過ごします。
しかし、教員や医師はいません。彼等だけです。
そこで互いに助け合い、負傷した肉体を処置し合い、転生するその日まで生活していきます。
ここで肉体についての補足です!
地球人の様な肉体でもあり、少し違います☆
魂と肉体は表裏一体で、どちらかが負傷するともう一方も負傷していくのです。この世界での宇宙人は宇宙戦争の戦闘は地球人の様な戦い方ではなく、いわゆる念力やサイキック能力に近い形で戦っていくのです。
その際に例えば魂が傷付いたとします。すると、同時に肉体の方にも不調が現れ最終的に肉体と魂がバラバラになってしまうというもの。
そして逆もあります。
肉体の破損で魂を肉体に留めておく事が出来なくなるパターンもあります。(こちらは地球人と似ていますね。)
要するに、地球の世界でいうところで、壊れた肉体を処置し合い無理矢理魂をつなぎとめて仮の状態を維持しているゾンビの様な状態です。(もっと尊いものなのでしょうが、言葉が見つかりません)
しかし、その様な戦員達は地球のゾンビの様な暗くおぞましいものではないです。(^-^)
とても前向きで使命の為の与えられた役目を全うする為に過ごしているのです☆
戦員達は施設で何をするのか?
基本は戦員同士の魂と肉体のケアをし合う事と、自分達の記憶の管理です。
記憶の管理とは
転生に至るまでの過程で必ず起こる事それは、少しずつ記憶を失っていく事。
自分の現時点での状況や、肉体の状態、その他日常的に行う行動を理解しづらくなるなど、そういった記憶を留めておけなくなっていった事を自分で記録していくんです。(その際に周りのまだ記憶のある戦員に助けてもらいながら)
それから逆にまだ記憶のある戦員達は互いに状況を理解して助け合うのです。
彼等の中での確認合図はお互いの名前を聞き合う事です。
名前の言えなくなった戦員は転生準備完了の合図となります。
転生準備完了後に行う事!
自分の名前を言えなくなった戦員達はいよいよ転生に向かいます。
施設にいる全戦員達に情報が行き渡り、最後の送り出し(見送り)をします。
転生ドームに名前を忘れてしまった戦員が入って行きます。その様子を周りは見届けるというものです。
hamuさんがシンクロした宇宙人戦員の転生までの話☆
彼は宇宙戦争で負傷した戦員で、グループ内のリーダーとして戦っていたんです。
負傷し、一度意識を失い次に目が覚めた時には酷い頭痛に見舞われかろうじて保つ意識の中でテレパシーを受けて、「君は転生せよ」と言われたんです。
その時初めて彼は魂と肉体がバラバラになっている事に気が付いたんです。
そして、視界が切り替わり、意識が朦朧としたまま「転生員」として施設にとびます。
そこでは同じく転生員として送られた仲間がいて「よくやった」「よく頑張った」と励ましてくれて負傷した肉体の処置と保護を助けてくれたんです。
そこでおおまかな状況を把握しました。
改めて仲間たちから質問されます。
「君は転生の任務が言い渡されたが、受けるかい?」
彼は、「はい、受けます!」と答えました。
そして、同じ任務を言い渡された仲間たちと生活をしていきます。
不思議と何の為の共同生活なのかとか、これからどーしていけばいいのか、全部頭に入った状態であったので、焦る事もなく順応してゆきました。
生活を共にしている期間は心がとても穏やかで、仲間の情報がどんどん頭に入ってきます。
相手の顔を見ると、相手の名前や現情報が入ってくるので、「初めまして」のやりとりも特になくみんな仲間という意識が生まれます。
見ただけで相手の何処が悪いのか、どーやって対処すればいいのか分かるのです。
仲間に初めて「名前は?」と聞かれました。
彼は、「○○」と答えていました。(名前は聞き取る事ができませんでした。)
相手は「ようこそ○○!私は△△だ!」
彼の頭の情報には名前を聞いてきた相手の名前が分かっています。相手も分かっている筈です。答える事のできた彼の心の声がhamuさんにチラリと入ってきました。
「今はまだ名前が言える、転生はまだなのか…」
彼とシンクロしているので、彼の心境を読み取れるみたいですね…。(´⊙ω⊙`)(hamuさんが。)
彼は暫く生活をしていきます。
負傷した肉体のケアをしつつ仲間とのコミュニケーションを取っていました。
そんな中!
戦って負傷し、こちらに来た時の記憶をなくした仲間が現れて、
「俺はどうしてここに居るのか分からないんだ、どうやってここに来たんだ?」という仲間に対して、手を握って頭と頭をくっつけ、
「君の名前は?」と問いかけました。
その仲間は名前をいう事が出来て自分が転生員である事も覚えていました。ただ、戦っていた記憶が消え始めたのです。
彼は「何も心配しなくていい。記憶が消え始めているんだ…。」と伝えると、
「そうか、転生前反応がみえ始めたのか…俺ももう直ぐだな!…」とはにかんで笑って見せた。
彼はそんな仲間を見て、自分の事の様にとても誇らしく思えた様だった。そして、
「おめでとう!もうすぐだね!」と笑った。
hamuさんはこの光景を彼を通して見ていたのですが、その一連の会話はとても穏やかなエネルギーが流れ込み、それでいて少し寂しい気持ちになりました。この気持ちはhamuさんのものなのか?彼のものなのか?よく分からなくなりました。
感覚としては痴呆症状を温かい目で見る感覚です(*´꒳`*)
続きは次回です☆